キーボード購入したことのないキーボード初心者の僕にとって「キークロンK2」は買ってよかったアイテムと言えるか?
と聞かれたら
「買って良かった。これは文字を打つ道具というよりもはや楽器。でもキーボード単体だと手首がやられるのでパームレストは必須。」
と答える。
というわけで今回はKeychron(キークロン)のキーボード「キークロンK2」を購入したので思ったことを書いていきたい。
- Mac用キー配列のワイヤレスキーボードを探している
- HHKBを買うほどのお金はない
- コンパクトなキーボードが欲しい
というような人は、
ぜひこの1万円以下で手に入るグッドコスパキーボード「キークロンK2」を買い、軽快に音を鳴らし天才ハッカーのようにキーを叩いて、コンテンツ作成なりお仕事をしてもらえればと思う。
キークロン(Keychron)は中国メーカー
キークロンは2017年に設立されたキーボードを専門的に扱っている中国メーカー。今回紹介する「キークロンK2」以外にもキーの数が違う種類のキーボードだったりキーボード用のアクセサリだったりを販売している。
キークロン公式サイト:https://www.keychron.com/
キークロンK2を選んだ理由

数あるキークロンのキーボードの中で「キークロンK2」をチョイスしたのは、コンパクトでいいなと思ったから。
K2は84キーで、普段使っているMacBookAirのF1〜F12に当たる音量調節キーや、明るさ調整キーも物理的にあるのでほぼ同じキー数なのがいい。
ちなみにキーボードの寸法は横31.3cm x 縦12.3cmで、MacBookAirの横幅が30.5cmなのでほぼピッタリだった。
梱包がしっかりしていて好印象

海外発送なので、硬めのビニールクッション材に包まれてきた。箱の凹み、大きな傷なんかもなくて好印象。個人輸入ははじめてだったので不安だったけど開けた瞬間ほっとした。DHLという配送会社によって届けられる。
本体内容

僕が今回購入したのは下記の通りで、キー軸以外は何もカスタムせずに購入した。
- キークロンK2
- ホワイトバックライト
- プラスチックフレーム
- 茶軸
中身は、キーボード本体、type-C USBケーブル、Windows配列キー、キープラー(キートップを外す道具)、あと撮り忘れたけど中国語・英語(日本語表記なし)の取扱説明書が入っていた。
お値段は紹介経由で10%オフになり、送料込みで$80 だった。日本円にすると約8800円ほど。
こちらのリンク先からだと、キークロンのキーボードが10%オフになるのでよければどうぞ→https://www.keychron.com/
初期状態はMacキー配列

Windows配列も、もちろん対応しているためキーが交換できるように同梱されている。初期状態はMac配列になっているので、Macで使用する人にとってはキー交換の手間がないのでありがたい。(いや、キー交換が醍醐味かも)
キークロンのキーボードはセミオーダー式
キークロンのキーボードはセミオーダー式となっている。キーボードの種類にもよるけど、主に
- 打鍵感(赤・青・茶など)
- バックライトの配色(ホワイトorRGB)
- キー内軸を購入後にカスタムできるかどうか
などが、選べるようになっている。(カスタムによって2,000円ほど値段が上下する。)
今回、僕は茶軸を購入した。赤軸・青軸に比べると若干押し心地が深くて、静音性のあるタイプというもの。
茶軸の打鍵感は「シャコシャコ」

打鍵感(キーを押した時の感覚)については、僕もはじめてこういうメカニカルキーボードを購入したので買って触ってみるまでわからないという状態だった。
Youtubeなんかで見る限り、赤軸はカチャカチャ、青軸はパチパチ、茶軸はシャコシャコというような感じで、「あんまりうるさくないのがいいな」と思って落ち着きがありそうな茶軸にした。
「シャコシャコ」で正解だった

実際に触ってみての茶軸の打鍵感はやっぱり「シャコシャコ」していた。
「シャコ」という楽器として販売しても良いかもしれない。
MacBookAirのキーに慣れているので、はじめは「ん?微妙じゃん」と思ったけど、1時間ほど打ち込んでみると、その見た目からして深いキーに指はもちろん、耳までズブズブにハマってしまっている。
「シャコシャコシャコシャコ………..シャコ‼︎(気持ちいいいい)」
打鍵の音量は大きめ
普段MacBookAirを叩き慣れているせいか、音量は思ったより大きいと思った。
どのくらい大きいかというと「カフェやお店など、外に持っていって使うのは、こりゃ無理だな。」と感じるくらい。
もし仮にこのキーボードを使っている人が隣の席にいたら、自分から席を離れるか、店員に注意してもらいたいくらい耳障りな音量、だとイメージしてもらうと良いと思う。
角度が急すぎて手首がやられそうになる


横から見ると↑画像のような感じ。スタンドも2段階に調節できるようになっているのは良いと思った。

測ってみたら、フレームの高さが2cm、キーの高さまでだと3cm、ちなみに奥側の一番高いところで4cmになる。
興奮冷めやらぬまま、開けてすぐタイピング練習をしてみたところすぐに手首の腱あたりがジーンとしてきてしまった。

画像だと、手首のしんどさが伝わりにくい。でも感覚としては、手首を手前側に75°くらい立ててんじゃないかってくらいの角度でタイピングしているみたいだった。腱にキてしんどかった。
キークロン公式のパームレストもセットで購入した方が良い

パームレストはキークロンが公式でロゴ入りのものを販売している。木の素材で質も良さそうなものが約2500円で購入できる。
まだ購入を検討中の人は、キークロン公式サイトでロゴ入りパームレストを、キーボードとセットで購入することをおすすめしたい。
セット購入をおすすめする理由は2つ
なぜセットで買った方がいいのかというと、理由は2つある。
- 配送料をキーボードとひとまとめにできる
- 純正ならパームレストの横幅がジャスト

僕のように到着した後に「純正が欲しい!」となるとする。そして再度注文をする場合、キーボードを購入するだけでまた中国からの配送料($14.00)を支払わなくてはならない。
購入してもいいんだけど、なんかもったいない気がするから僕はやめた。
Amazonで買ったパームレストがグッドクオリティ

もし開封後に使ってみて、手首が辛くなった時は、Amazonにも同じようなパームレストが売っているので大丈夫。
僕は30cm幅のパームレストを購入した。キークロンK2は横幅が31cmだけど全く気にならない幅差なので問題なかった。
お金がもったいないからと、パームレストを購入したくないという人もいると思う。購入後に使ってみて本当にダメだったら追加で購入すれば良い。
ただ僕が探した時の話にはなるけれど、Amazonには31cm幅のパームレストは売っていなかったので、K2の横幅とピッタリ合わせたい人は注意しよう。(36cmならある)

しっかりとやすりがけされていて、角が刺さるということもない。純正かと思うほどに綺麗にフレームの高さにあっている。

左側はキーボードの端に合わせている状態。1cmの差はこのくらいになる。

ズレ防止の為に、裏にゴム素材のパッドが貼り付けてある。パッドがすぐ剥がれてしまうような質の悪さはなく何年かはもちそうなのでよかった。
キークロンK2のよかったところ、気になるところ
- 約9,000円で打鍵感もよくて質よしのコスパ◎
- MacBookAirの幅とほぼ同じキーボード幅
- Macキー配列に対応している
- オレンジをポイントとしたキーの配色がカッコイイ
- セミオーダー式で打鍵感やバックライトが選べる
- 単体で使うと腱鞘炎不可避な厚み・角度
- USキー配列なのでJIS配列に慣れている人は慣れが必要
- 公式サイトが日本語非対応
公式サイトは英語表記
公式サイトは英語表記になっている。「うっ…英語は絶対無理。めんどくさそう…」と思った人もいるだろうけど安心してほしい。
GoogleChromeで閲覧すればキークロンのサイトは、かなり自然な日本語に翻訳される。
購入時の情報は英語で書くけどなんとかなる

購入時の住所情報は英語で書かなければならない。でも安心して欲しい。高校3年間で英語の成績が9期連続赤点だった僕でも買えたから。
市とか地域名を「 , (カンマ)」で区切って、部屋番号の前に「#」付けとけばオッケー。
まとめ

ということで「キークロンK2」というキーボードを購入したので簡単なレビューをした。
他の購入レビューではあまり言われていなかったので、キーボード単体で購入される方もいるかもしれない。
ただ、K2を検討しているあなたには僕はパームレストとセットで購入することをおすすめしたい。というかこの記事はそれを伝えたいが為に書いたみたいなところがある。
パームレストによってK2は輝くし、結果的にあなたの手の疲れを軽減して作業をより良いものにしてくれる、といっても過言じゃない。
どうかキークロンK2を買おうとしてる人に届いて欲しい。
キークロン公式サイトはこちら:https://www.keychron.com/
キークロン製キーボードが10%オフで購入できるリンクはこちら:http://keychronwireless.refr.cc/hanatsumaru
じゃこのへんで。

P.S.
自身初のメカニカルキーボード、キークロンK2を使っているうちに「もっと良い打鍵感と体感してみたいぞ…」
という欲がどこからか沸き上がって来てしまった。Nizというキーボードを目をつけているけど値段が2万円なのでしばらくお金が貯まるまで我慢…