Amazonで無印良品の商品が買えるようになったみたい。

コロナウイルスに感染したけど僕は生きている

注意

この記事はあくまでいち個人の体験談となります。感染の疑いのある方は医師や保健所に電話で連絡の上、対応してもらいましょう。


「感染者数を知らせるニュースは毎日流れているけれど、いまだに感染していない”自分は”コロナウイルスには感染することはない。もし感染したとしても風邪みたいなもんだから大丈夫だ」

と、どこか別の世界のことのように、この世界を震撼させているウイルスのことを頭の片隅に置きながら、毎日を過ごしているあなた。

感染を経験したから言える僕からの言葉は「明日は我が身」「フツウに精神的に辛いよ」とだけ伝えたいです。


ネットでは熱中症の方がやばいだの、インフルエンザよりかは死亡率が低いとか色々言われていたけれど、そうじゃないんです。

いざ自分が感染したらどうなるのかってことなのです。僕はこの発症中の約2週間は治るかわからない不安からメンタルをゴリゴリに削られてしまいました。

では、感染してどんな生活だったのか書いていきます。

発症した症状

僕に訪れた症状は、以下の通りでした。ちなみに感染経路は不明です。夜の町に繰り出していたワケではないですが、大型のスーパーだったり、電車に乗ったり、普通に生活していたのに感染していました。

  • 発熱(37.5°)
  • 味覚・嗅覚障害
  • 頭痛
  • 下痢
  • せき

上記の通り、わりと軽症と言われる範囲だと思います。世間的に言われている「風邪と変わらない」に当てはまるようなものでした。

ただ、これが2〜3日おきに代わる代わる発症したことが辛かったです….

頭痛が治ったら味覚がなくなったり、熱が上がったり下がったり、「いつになったら治るんだろう。次はどんな症状が来るのだろう。」と考えてしまい、ついには寝つきが悪くなるという悪循環でした。

感染中の生活で辛かったこと

基本的に毎日辛かったんですけど、特につらかったことをあげてみます。

誰にも会うことができない

当たり前ですが、陽性になると他人に感染させてしまう恐れがあるので、誰にも会うことができません。僕は一人暮らしなので、家族に移す恐れはなかったですが、やっぱり誰にも会えないのは辛いものです。

夜になると「いつ治るのかな…。最悪の場合、2度と誰とも顔を合わせることなく死んでしまうかも…。」とか考えてしまい不安になり、そして寂しくなり、家族に泣きながら電話したりもしました。

仮に治ったとして、周りからウイルスを持っていた人間として接されるんだという不安もありましたし、お先のことを考えるたびに悲しい毎日でした。

もし、感染してしまった友達や家族がいたら、嘘でもいいので「治るから大丈夫だよ」とだけ声をかけてあげてください。

実際に治るかわからないかもしれないけど、言葉にされると安心するんです。僕は家族から言われたその言葉で何度も心が救われました。

潜伏期間中に誰かに感染させていた恐れ

幸いなことにも、この記事を書いている現在、僕と接触していた人に感染者は出ませんでした。

が、自分の身体の中にウイルスがいたことは間違いない事実で、陽性と判断される前はもちろん普通に近所のスーパーやコンビニなど外に出ていたので、誰かに感染させていた可能性があります。

考え出したらキリがありませんが、どこかの誰かに移してしまっていたら申し訳ない気持ちがずっとありました。

病院の軟禁生活

状況によって入院かホテル・自宅療養になるわけですが、僕の場合は発熱などの症状があったので入院となりました。

入院後はドアに触ることもできず、ベッドの上で療養しているだけでした。もちろん誰とも面会できず、外にも出れず、唯一部屋の外にでることができるのもトイレだけでした。シャワーも毎日は入れなかったので、自宅療養の方が良かったかも…

「ホテル療養中の人が脱走した」なんてニュースを耳にしましたが、症状があった僕でさえ入院中身動きができずにつらかったのだから、「身体は元気なのにホテルに閉じ込められるなんて溜まったもんじゃないだろうな」と、そのニュースを見た時にはさすがに同情しました。

ちなみに入院したからといって重症化しない限り、特別な処置を受けることはありません。身体を休めて自分の自然治癒を待つのみです。あくまで「感染を拡大させない」ことが国の目的だから入院やホテル療養しているのです。(重症化した場合は例外です)

2週間分の行動履歴を出さなければならない

ウイルスが身体の中に入ってから、約2週間ほど潜伏期間があって、発症するようです。その潜伏期間である2週間の行動履歴をできるだけ細かく、会社や保健所に伝達しなければなりません。

「こんな身体がしんどいのに、なんで2週間分も自分の行動思い出さなければならないんだよ….そもそも昨日の食事すら覚えてないよ….」

と思いながらも、脳をノロノロとフル回転させて記載して提出ししました。が、本当に提出するのがイヤでした。結果的に職場に友達がいない(少ない)のがバレました。地味にしんどかったうちのひとつです。

発症から退院までの流れ

症状が始まった8月4日から、病院を退院した8月17日までの時系列を簡単に書いてみました。

8月4日〜5日
・倦怠感と微熱発症

【4日】朝から悪寒がしていた。午後から微熱と倦怠感があった為、仕事を早退させてもらう。かかりつけ医に相談するも胃腸炎の可能性が高いということで様子見となる。

【5日】倦怠感と微熱と下痢は相変わらず。仕事ができないほどじゃないし、食べ物の味はするし、まぁコロナではないな、と思っていた。

8月6日
・味覚障害発症

朝方から微熱と倦怠感は変わらず。うとうと昼寝をして起きたとたん、食事をしても全く味と匂いがしなくなった。「まさか….」と思ったが、ひとまず一晩寝て治ることを信じた。

8月7日〜8月10日
・自宅療養期間

【7日】朝起きても、残念ながら味覚と嗅覚は戻ってこなかった。熱も37.5°近くをウロウロして頭が常にボーッとしていた。初日に診てもらったかかりつけ医に電話したらPCR検査を受けるよう手配してくれた。

【8日】朝からキツめの頭痛。そして近所の総合病院でPCR検査実施。鼻の奥を長い綿棒でグリグリやられた。容赦がなくて勝手に涙が出た。結果は後日と伝えられ詳細な日時は教えてくれなかった。

【9日】お昼頃に総合病院から「今回の検査結果ですが…陽性判定となりました。保健所より今後の案内がありますのでお待ちください。」と連絡が入る。身体がシンドイ、外に出れないので、ただただ横になってAmazonプライムの映画を目に流していた。

【10日】保健所から電話。「詳細の時間は未定ですが、病院が決まり次第また連絡しますので。発熱があるようなので入院となります。1週間分の準備をお願いします。」と言われ、だる重い身体を動かしながらスーツケースに着替えを詰めた。

8月11日〜17日
・入院期間

【11日】保健所から電話。「2時間後にタクシーで迎えに行きますのでお待ちください」と言われる。2時間後!?と思いながらも支度し、家から少し離れた大きめの病院へ入院。基本的にどこにも触れることができない為、トイレへいくのにも看護師さんを呼んでドアを開けてもらうというほぼ軟禁生活が始まる。

【12日】入院しているからといって、自宅療養期間と特に変わらない。ベットの上でただ寝て回復を待つ。

【13日】熱が下がったが、咳が少し出た為、咳止めの薬を投与。味覚嗅覚障害は発症以降変わらず。

【14日】PCR検査陰性判定となる。もう1度陰性判定がでれば、国が定めた退院できる基準になる。夕方の食事の際に鼻につけるとほんの少しだけ食事の匂いがすることに気づく。テンションが上がる。薬のおかげか咳は落ち着いた。

【15日〜16日】体調は良い。味覚嗅覚が30%くらいまで回復してきた。でもまだ食事は美味しいと思えず、味がしないと気分が晴れない。本当に味覚が今まで通りに完全に戻るのか不安になる。

【17日】2度目のPCR検査も陰性判定。国の決めた基準をクリアしたので、無事退院。「味覚嗅覚障害や咳に関しては人によりますが、徐々に治っていくので安心してください。」とお医者さんには告げられた。

退院後は外出制限も解除されて、普通に外出して良いという許可がおります。

完治
9月上旬

味覚嗅覚障害と咳はしばらく続いていたが、どちらもいつの間にか治っていた。おそらく退院から2〜3週間ほどのことだったと思う。

後遺症が残るという情報も聞いていたので不安は残っていたが、僕の場合は退院後徐々に治っていった。

もしあなたが感染してしまったら

感染の疑いがあれば、すぐに近くの内科のお医者さんに電話で連絡しましょう。

自分の身体が一番大切です。周りにどう思われるかなんて考えている暇はありませんよ。

陽性と判定されて自宅療養している間は、外出できません。

一人暮らしの場合は友達の助けを借りてドアの前に届けてもらうとか、僕みたいに友達がいない人は今のうちに水や食糧を保存しておきましょう。

もし、陽性結果の連絡を受けてしまったら

お医者さんから「PCR検査は陽性でした」と連絡がくるとします。そうすると意外にも「え、まさか自分が陽性になるとは….」と落ちこみます。あなたが想像している10倍は落ち込みます。

僕の場合、検査時には味覚がなかったので「陽性だろうな」と心の準備はしていました。にもかかわらず、いざお医者さんからの検査結果を耳に入れた瞬間は、まるで余命宣告を受けたようなダメージを心にくらいました。

わりと辛いと思いますが、自分の身体を信じて休みましょう。

入院費用は?

陽性と判断された場合、外に出れないなら、お金をおろすのにATMにもいけないじゃないかと思った方もいるかと思います。

入院代は国が補ってくれているので無償です。退院後、役所から簡単な入院費用免除の資料が届きます。住所とか名前くらいしか記入しないカンタンなモノです。その資料を記入して返送するだけでした。ありがたや。

ただし、入院中に購買で買った食事代など治療費以外のお金は、退院後に郵送で請求書が届いて病院の口座に支払う形でした。

※役所・保健所・病院により異なる可能性はもちろんあります


まとめ

今日まで感染してないからって、明日感染しないって保証はない!ということで、体験談とその経験から得た情報を元に今回書いてみました。

とにかく死が脳裏にちらつきました。(僕がネガティブなだけかも)

だからこそ今、生きている実感がものすごいです。生の喜びです。

もしあなたが感染してしまったら、Twitterやテレビの情報を頭に入れることは、おすすめしません。なぜなら無駄に不安になる情報が入ってきてしまうからです。

治るまではは不要な外出とともに、情報もシャットアウトしておきましょう。

特にTwitterなんかはみたくもない情報が不意に出てきてメンタルえぐられますよ。特に後遺症の話とかです。とにかく精神的に悪くなるだけなので我慢しておきましょう。

こんな感じでいいかな?ブログ書くのが久しぶり過ぎてあんまりまとまらなかったな…(言い訳Maybe)

ではでは、作戦は”いのちだいじに”でいきましょう。「コロナウイルスに感染したけど本当に生きてて良かった」でした。